遭難
五頭連峰で行方不明の親子が遺体で発見された。
わずかな生存の期待も虚しく・・・
自分は本格的な登山はやらないけれど、
昔は山猟師で引退後はプロの山菜取りの爺さんに
色々と仕込まれているので多少の知識や経験があるんだけど、
爺さんは「迷ったら登れ」と言っていた。
降る方向は無数にあって、さらにその先は滝か崖で、
無理して降りれば滑落死だぞと。
逆に登りなら頂上は一つだし、
携帯の電波も届く(可能性がある)
頂上や稜線に登山道や縦走ルートがある事も多いので
バカみたいに高い山でないなら登れと
何度言われた事か。
ちなみに、これは移動して自力下山を目指す場合。
動くのが困難な場合は、
携帯電波が届いて、GPSが使えるなら、
自分のいる座標を知らせて救助を要請して、
動かずに救助を待つのも一つの方法。
山火事にならないように焚き火をして
生木をくべて煙を出して居場所を知らせる手もあるかな。
行く前には天気予報を確認して、下り坂なら中止する。
山に行った後で、悪天候や道に迷った時、
行くか戻るか迷った時は基本的に戻る方を選びましょう。
あと、登山はもちろん、山菜採りでも
山を歩けるちゃんとした靴を履いて行こうね。
スニーカーはダメだよ。